[映画レビュー]『十三人の刺客』(2010) 本当に強い人間とは

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今、壮大なるチャンバラごっこを見たいあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(3/5)
観た理由:三池崇史監督の『クローズZERO』ファンだから。
ジャンル:アクション、サスペンス

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(c)2010「十三人の刺客」製作委員会


–あらすじ–
幕府の権力をわが物にするため、罪なき民衆に不条理な殺りくを繰り返す暴君・松平斉韶(稲垣吾郎)を暗殺するため、島田新左衛門(役所広司)の下に13人の刺客が集結する。斉韶のもとには新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛(市村正親)ら総勢300人超の武士が鉄壁の布陣を敷いていたが、新左衛門には秘策があった。
シネマトゥデイ

映画の率直な感想から

SMAP稲垣吾郎さん(以下、「吾郎ちゃん」と馴れ馴れしく呼ぶ。でも、友達でもなんでもない。)の悪役で、話題にもなったこの映画。

吾郎ちゃん、超極悪人です。極悪非道とはこんな感じの人を表現する言葉なんじゃないかと。

 

目を覆いたくなるシーンも少なくなく。

吾郎ちゃんの、悪役、松平斉韶役を見るだけでもこの映画を観る価値があるかも。

 

そして、

三池崇史監督なだけに、『クローズZERO』的な戦いのシーン。

これは期待を裏切らない。

それはもう斬って斬って斬りまくる十三人の刺客たち。吾郎ちゃんもある意味斬って斬って斬りまくってたね。

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(c)2010「十三人の刺客」製作委員会

 

伊勢谷友介氏が一つアクセントとして出演している。このキャラの存在はありだが、お笑いの要素はこの映画には不要だったのでは、と、そこが少し、ムムッという感じで。

 

役所広司、山田孝之、そして松方弘樹。存在感ハンパない。

松方弘樹氏に関しては、一人だけ斬り方が「この人本当に人斬ったことあるんじゃないか」というぐらい本格的で。一人だけ流れてるBGMが、時代劇ドラマのそれな感じで。

 

映像に見応えは十分あれど、ストーリー自体に深みはあまりない。いや、深みはあるのかもしれないが、意外性はない。ある意味わかりやすいストーリー展開。

壮大なるチャンバラ劇エンタテイメントを見たいという人におすすめの映画。

本当に強い人間とは?

役所広司演じる、島田新左衛門。

彼は、「突出して武術に長けているわけではないが、負けない強さがある」男。

 

負けない強さがあるだけに、半兵衛(市村正親)に一目置かれる。

上に刃向かうことは死を意味する時代において、松平斉韶の暗殺に動く。

 

一方で、半兵衛。

松平斉韶(稲垣吾郎)の鬼畜の所業ぶりにも関わらず、そんな鬼畜に仕える運命の下に生まれた男。

日本の会社組織で働く中間管理職のサラリーマンを象徴しているかのような設定。

 

時代が違えばこれ以上ない親友となりえた二人が、剣を交える。

お互いかお互いに刀を向けるシーンに、なんとも言えない「さだめ」を感じる。

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(c)2010「十三人の刺客」製作委員会

 

双方ともに大義があり、どちらも正しい。

そして、どちらも「強い人間」である。

 

考えが古い?

古いかもしれないが、この泥臭さに人間としての美しさを感じる。

 

役者の無駄遣い? 贅沢三昧。

ちょっとしたちょい役にも大物たちがズラリ。

谷村美月や斎藤工の使い方の贅沢ぶりにびっくり。

 

この映画成功させるためなら誰でも好きな人使っていいと言われたのだろうか?

 

エンタメ感の高い時代劇に、なぜかホンモノ、松方弘樹氏が出ていることの違和感もあり。

新旧役者の融合といえば聞こえはいいが、やはりこの違和感は拭えない。

子供だけで遊んでいる「かくれんぼう」に、一人だけ大人が混じってるみたいな。なんか大きい人が一人混じって遊んでるよ、危ない人じゃない? みたいな。

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(c)2010「十三人の刺客」製作委員会

 

だって、一人だけ斬り方が違うんだもん。

時代劇役者「松方弘樹」のスゴさが際立っていた映画であった。

 

吾郎ちゃんの鬼畜ぶりの次に、見応えがあるかな。

やっぱりすごいんだなこの人、って思った。

 

最後にひとこと感想

13人 vs 200〜300人。

彼ら十三人の刺客たちの戦い方に、少しビジネスへのヒントが隠れている気もした。

 

そんな、ビジネスマン的視点で見てみるのも面白いかも。

無理難題に対して、限られた資源をどう使って対応していくか、的な。

 

予告編

 

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