今、SFとラブストーリー両方大好きなあなたにおすすめの映画
観た理由:賛否両論な映画で気になったから。
ジャンル:SF、アクション
原題:OBLIVION
泣ける度:
–あらすじ–
エイリアン“スカヴ”の侵略を食い止めたものの、その戦いによって地球が半壊してから60年。生き残った者たちがほかの惑星へと移住してしまった中、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)だけが地球に残って上空から偵察していた。パトロールに向かっていた彼は、誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまう。混乱するジャックの前に現れたのは、ビーチ(モーガン・フリーマン)という謎の男。彼との遭遇を機に、ジャックは地球、人類、そして自身の運命を担う冒険に出ることに。
〈シネマトゥデイ〉
映画の率直な感想から
SFもの映画って女性はあんまり好きじゃないのだろうか?
近未来の乗り物に乗ったり、この世のものとは思えない化け物と戦ったり。
でもこの映画、単なる近未来SFもの映画ではない。
切ない、切ない、ラブストーリーの要素もあり。
トム・クルーズ映画といえば、たいてい美女しか出てこないのだが、今回も美女ぞろいで。
そんな、美男美女たちが、ビジュアルの美しさでも魅せてくれる。
映画の冒頭部分、観ていておそらく疑問がいくつか出てくるであろう。そしてそんな我々の疑問を無視するかのように、どんどん物語が進んでいく。
だが、次第に形が見えて来る。「ああ、そういうことか。。」と。
「この手の話、どっかで観たことあるよ」と、思うかもしれないし、それは否定しない。
ただ、私はのめり込んだ。最後の最後まで。どうなるかワクワクさせてくれるストーリー展開に。
その最後は切なく、観終わった後、しばらく余韻が残る。
無力感というか、脱力感というか。
正直、観終わった後、いろいろと疑問が残ることだろう。
しかし、映画の中に100%の答えを求めるのはナンセンス。
映画とは、余韻を楽しむものだから。
感じるままに感じ、自分の好きなように解釈して、心満たされる。
その振れ幅の大きい余韻で、こころ大きく揺さぶられたい。
そんな映画の醍醐味を味わいたいというあなたにおすすめの映画です。