[映画コラム] Vol.005 つまらない映画、開始何分で観るのを止めるか?

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5-star-ratingご存知の通り、映画は通常2時間で一本完結します。そして2時間あればいろいろなことができます。

その貴重な2時間を一本の映画に投資しているのが我々映画ファン。そして、時につまらない、いつになったら面白くなるんだという映画がある。

 

  • 映画レビューサイトで星四つ以上ついてて、面白い映画として取り上げられていたのに。。
  • テレビで映画コメンテーターが絶賛してたのに。。
  • 林がこのブログで五つ星つけてたのに。。

そんなはずじゃなかった、と。

 

「そんなはずじゃなかった。。」という映画に出会った場合、開始何分の時点でその「そんなはずじゃなかった映画」を観るのを止める勇気が持てるかについて、ちょっと語っていきたいと思います。

きっとどこかで面白くなるはずだ、はウソ?

time-consuming私はかつて、どんなにつまらない映画でも最後まで観ていました。きっとどこかで面白くなるはずだ、と。

しかし、今は全ての映画を全部観ることはないです。

それは時間の無駄だから。そして、自分は自分だから。

 

そんなピュアな映画ファンとしての自分のマインドを変えてくれたのが、本田直之氏の「レバレッジ・リーディング」という本。

私は本を読むのが好きなので、読書法についてはフォトリーディングを試したりとこれまでいろいろやってきた。そんな中で出会ったのがこの「レバレッジ・リーディング」という本。その本の中で、本田氏は、冒頭部分でつまらない本は、最後までつまらないので読むのをやめなさい、と言っている。

実際本田氏の言う通りで、冒頭つまらない本はあとになってもつまらない。というか、むしろ、次第につまらなくなってくる。

だから私はこの本に出会って以来、本は最初の60ページぐらいを読んで、その続きを読むかどうか決めている。計200ページちょっとのビジネス書の場合で、だいたい全体の三分の一の地点の60ページ地点で継続して読むかどうか考える。

そこで、「つまらない」と判断した場合、その本を捨てる。お金がもったいない気もするが、それよりも自分の時間がもったいないから。

 

大切なのはお金よりも時間

40-minでは、映画の場合はどうか。

ビジネス本と映画は違うので、一概に判断はできないが、また、愛する映画を途中で観るのを止めるなんてとんでもないと、今でも思っているが、それよりも何よりも時間の方がもったいない。

時間は有限、金は無限ということで、我々は時間を一番大事に扱って生きていかなければならない。特に私のような40を超えたおっさんは、より時間を大切にすべしと思っている。残りの人生そう長くもないので。

そこで、最近は、映画であれば40〜50分を観て、つまらなかったら観るのをやめている。

 

ただ、過去に最後のほうまで駄作で、最後の15分ぐらいで大逆転をした映画もある。

例えば、ハーレイ・ジョエル・オスメント君(今はオッサンになってしまったが)の「シックス・センス / THE SIXTH SENSE (1999)」、リチャード・ギア、エドワード・ノートンの「真実の行方 / PRIMAL FEAR (1996)」、がそうだ。

これら映画は、開始1時間半は駄作、最後の15分間で四つ星もしくは五つ星の映画に変わった映画たちだ。

それだけに、開始40〜50分だけで映画の面白さを判断するのは実に難しいが、私は決めたのである!

 

プロットポイントを通過する開始30分前後がカギ

plotpoints

映画の脚本の観点から考えてみよう。

映画の脚本は、通常開始30分と90分地点にそれぞれ話の大きな転換点(上記図で言うところのPlot Point I と IIの部分)を持ってくるように作られる。つまり、開始30分間は人物説明だったり、状況・背景説明である。それほど面白味もないのはわかる。(ストーリー展開の基本構成についてご興味がある場合は「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術」を参照頂ければと思う)

しかし、開始40分、50分後でもなかなか本題に入らない映画、もしくは本題に入ったことを気づけないようなつまらない映画はどうだろう。「ここ面白く変えてきたところですよ」という製作者の意図に気づけない場合どうだろう。

 

そこで、私は開始40〜50分地点で、映画を継続して観るかどうかを決めることにした。

 

私が映画レビューで紹介している「シービスケット / SEABISCUIT (2003)」なんて、開始30分間は事務手続きみたいな感じの人物紹介が続くので、ちょっと眠い時に観たら確実に30分以内に眠りに落ちているでしょう。

でもこの「シービスケット」、素晴らしい作品です。開始40分後ぐらいから本題に入ってくる感じでそのままそのまま一気に最後までのめり込みです。「シービスケット」はほんの一例ですが、そんなこれまでの私自身の経験から、開始40〜50分は観て判断することにしています。

実際、開始何分が正しいのか何て誰にもわからないし、途中で観るのを止めるということ自体、映画ファンとしてはやってはならないのかもしれない。しかし、時間はお金で買って延長できないもの。ゆえに、私はある程度自分の基準を決めて、見切りをつけることにしています。それが、私にとっては映画開始の40〜50分地点です。

 

自分の「おもしろい」という感覚が一番正しい

自分はそれほどとも思わないのに、メチャクチャ映画レビューサイトで評価の高い映画、また、世間で話題になっている映画ってありますよね。でも、自分としてはちっとも面白いと思わない映画。

そんな映画って途中で観るのを止めるかどうか正直迷いますよね。

自分の感覚がおかしいんじゃないかと。

自分は映画を観る目がないんじゃないかと。

しかしそんな心配は無用です。映画の面白い、つまらないに正解はないので。その人が面白いと思ったら面白い、つまらないと思ったらそれはつまらない映画ですから。

 

かつてダウンタウンの松本人志こと松ちゃんが、「マトリックスは何が面白いのかわからん」的なことを言っていました。

著名人がこういう発言するのは勇気がいることかなと思いますが、この感覚というか、こういう素直な気持ちって映画を観るうえで大切かなと思っています。

そこを変に映画玄人ぶって、世間一般で評価されている映画を自分を曲げてまで面白いと言う必要もなく。

 

名作「いまを生きる」はつまらない映画だった

deadpoetssociety観る時期によっても映画の面白さって変わりますよね。

一つ例を挙げると、ロビン・ウィリアムの「いまを生きる / DEAD POETS SOCIETY (1989)」という映画があるのですが、一番最初に見たのが確か中学生のころだったかと思う。

「つまらん」

と、思いました。

それは、当時中学生の私にはこの映画から発せられるメッセージをよく理解できなかったから。

 

大人になり再度見た時、チョー感動でした。

 

一度観るのを止めたら二度と観てはいけないわけではないので、途中で観るのをやめてしまった映画があり、心残りであれば、もう一度手にとって観てみるというのも良いかもしれません。

映画は観る年代、性別、朝に観るか夜に観るか、眠たい時に観るか冴えてる時に観るか、とかで、だいぶ受け取る感覚が変わってくるので。

 

まとめ

  • つまらない映画は最後まできっとつまらないまま
  • 映画開始40〜50分で見切りをつける
  • 自分が一番見る目があると思う
  • 自分の気持ちの状態いかんで映画への印象も変わってくる
  • 気になればまた観ればいいだけ

 

あなたの場合、いかがでしょうか。

是非、コメント欄でご意見お聞かせいただければと思います。

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