[映画コラム] Vol.007 自分に合った映画の見つけ方:映画への投資時間を効率化するために知っておくべきレビューサイト・アプリの使い方

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column7-01いつもハズレの映画にあたってしまう。。 「俺の、私の二時間を返せー!」、と嘆いているあなた。その嘆きの理由の大部分は映画のセレクト方法が間違っているからです。私が行っている、自分に合ったおすすめ映画の探し方をご紹介します。

 

私はこれまで数え切れないほど映画を観てきました。そしてだいたい8:2で不満足:満足といった割合です。

多くの人に、広くあまねく満足させる映画を作るのって難しいんでしょうね。まあでも、自分だけのお気に入りの映画が見つかればそれでいいのであって、すべてが万人に評価が高い映画である必要もないわけで。

 

そこで、私が「今日は絶対にいい映画が見たい」と思った時に、自分自身へおすすめする映画を探す方法について、以下にご紹介していきます。

自分自身へのおすすめ映画を探す方法は大きく分けて5つ。では順にご紹介していきます。

 

1.興行収入ランキングを参考にする

興行収入(こうぎょうしゅうにゅう)とは、映画に関して映画館での入場料から得られる売り上げ合計のこと。興収とも。英語では、チケット売り場も示すBox Officeと言う。映画以外の興行でも言う場合がある。
Wikipedia

 

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出典:http://eiga.com/ranking/

「売れているものは良いものに決まっている。」

スーパーに売っている食品や、文房具など、広く誰の手にも届くような商品の場合、売上金額を参考に人気度を測るのは正しい方法かもしれません。しかし、映画となると、ちょっと話は違ってきます。

 

映画はその上映される映画により、上映館数が異なり、また、資金力のある映画はプロモーションをガンガン打ちます。

つまりはある特定の商品をスーパーに買いに行っても、それが売り場に陳列されていなければ買うことができない、そんなそもそも陳列されていない商品の売り上げが上がるわけがないわけです。逆に、大した商品でなくても、店頭で「これ絶対うまいから買って行って」なんて直接売り子さんに言われると、「そこまで言うんなら一度は買っていくか」となるわけで。

 

ほとんどの人が同じ映画を二度映画館で観ることはしないわけで。だから、映画の場合、一度映画館に足を運ばせることができればそれでよいわけです。(興行収入的には)

ゆえに、映画って、結構プロモーションの力が大きかったりします。

 

また、自分の好きな俳優が映画に出演していたりすると、それだけでファンは映画館に足を運びます。

私も以前、長澤まさみが出演している「タッチ」とか「ラフ」とか、ある種、長澤まさみとあだち充ファンしか観に行かないような映画を、ガラガラの映画館で観た記憶があります。そんなやつが世の中にはゴロゴロといるわけです。ストーリーの面白さとか関係なく、観に行く輩が。(ちなみに同じ長澤まさみ出演でも「岳」は面白かったですけどね。)

 

結論:そもそも映画によって上映館数が異なること、また、プロモーション力の違いが大きく反映されるのが興行収入のため、この数値や週間興行収入ランキング的なものはあまり参考にならない。が、それら要素を加味して参考にする分には良いかと思う。

興行収入と映画の面白さに相関関係なし。

 

2.Yahoo映画などの大手映画レビューサイトを参考にする

ゼロポイントはどこか、つまりどこが普通なのかということが理解できているかどうかが大切。
〈デザイナー 水野学氏〉

 

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出典:http://movies.yahoo.co.jp/

Yahoo映画のような大手映画レビューサイトでは、ゼロポイントの視点に立った評価を確認することができる。つまり、「普通人」から見たスコアを。

もちろん映画レビューを投稿する人の中には映画マニアもいる。ただし一方で映画は好きだけど、映画マニアほど専門的なことは知らない人もレビューを投稿する。

そしてなにより投稿数が多いので、分母が大きいので、一部のレビューアーの偏った評価にスコアが左右されることがなく、全体として平均化されたスコアを確認することができる。

 

ただし、一部のアイドル系俳優が出演する映画は、その平均化されたスコアから0.3〜0.5ポイントほど高くなる傾向がある。例えば5.0が満点のスコアで、「普通人」から見たスコアは4.0ぐらいなはずなのに、実際のスコアは4.5とかになっていたり。

特に、ジャニーズ系俳優が出演している映画はスコア高めである。一部の熱狂的ファンのその「一部」が一部じゃなくなってしまっているパターンということで。いわゆる組織票が、劇場公開直後にドッと入るわけです。

 

Yahoo映画レビューサイトでいうと、スコア4.0を超えているものは一般的に多くの人が満足できたという作品。スコアが4.0を超えている場合、出演俳優を見て、一部の熱狂的なファンが「一部じゃなくなってるパターンかどうか」を見極める必要がある。

また、総投稿レビュー数が少ないのもあまり参考にならない。少なくとも100レビュー投稿はあってほしい。そうしないと、ゼロポイント視点としてスコアを見れなくなる。

 

一部の熱狂的な映画マニアのなかには、監督名、俳優名をやたら出し、あたかもかれら映画監督や俳優たちが自分の友達であるかのようにレビューを書いているものもある。そのような映画レビューは、レビューを書いている自分に酔いすぎている傾向があるので、普通人視点が欲しい場合は参考にならないことが多い。つまり、意見が偏り過ぎる傾向が有る。あなたがその特定のレビューアーさんのファンということであれば彼らの映画レビュー、そしてスコアは参考にすべきだが、一般論としてはほどほど参考にならない。

私もたまに一部の俳優や監督を取り上げることがあるが、こいつアツ過ぎるなという場合には、スルーしていただきたい。アツくなっている人ほど自分がアツくなっていることに気付けないものなので。

 

結論:ゼロポイント評価を見るには大手映画レビューサイトは活用できる。ただし、熱狂的ファンのついている俳優が出演している映画のスコアは、マイナス0.3ぐらいしてスコアを見ておくべし。また、「映画業界のやつはだいたい友達」的な、ドラゴンアッシュ的なレビューアーはアツすぎるので、レビューの参考の仕方に注意が必要。

ゼロポイント視点を見るということにおいて、大手映画レビューサイトは参考になる。

 

3.お気に入りの映画レビューブログを参考にする

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出典:5starmovie.net

自分に合った映画レビューアーのブログを見つけてその人のレビューを参考にするのが一つ、良い方法。

デメリットとしては、その映画レビューアーがすべての映画を観ている、すべての観た映画についてレビューを書いているというわけではないので、レビューされている映画の数に限りがあるというところ。

 

また、新作映画においては、この人のこの映画のレビューが読みたいと言った時に、そのレビューアーがまだ該当の映画を観ていないといったことはよくあることであろう。

どうしてもあなたのお気に入りのレビューアーからすぐに意見を聞いてみたいという時は、直接レビューリクエストをしてみるのも良いかも。新たに映画レビューとして該当映画のレビューを投稿してくれるかもしれないし、また、それができなくても一言コメントをくれるかもしれない。少なくとも私ならそのような緊急映画レビューリクエストには、Twitterで答えたりすると思う。

 

映画レビューブロガーの中にはプロの映画レビューアーとして、ある種スポンサーを意識したレビューを書いている人もいる。

誰しも悪口ばっかり書くレビューアーに映画レビューの仕事は頼みたくないわけで。そうなると、プロの映画レビューアーはレビューアーとしては死んでしまっている。それは、どんな駄作でも褒めることしかできないから。そんな場合は大人の事情があるんだなあと思ってわかって欲しい。

 

そもそも良いことしか書いていない人の映画レビューは、八方美人的なレビューは、参考にならない。「金もらってる臭」がするものはだめ。好きなものは好き、そうでないものはそうじゃないときっぱり述べている映画レビューブログが信用できる。

ただ、自分が好きじゃない映画だからといって、汚い言葉で罵倒しているブログはそもそも人間性を疑うので、参考にするのはやめたほうがいい。プロフェッショナルさに欠けるので。

 

映画の作り手に常に敬意を払って我々映画レビューアーは映画レビューを書くべきと思っている。それが最低限、レビューアーが守るべきマナーではないか。

 

結論:お気に入りの映画レビューブログをおさえておく。ただ、一人の人間が観ることのできる映画の数には限りがあるので、すべての映画のレビューを一つの映画レビューブログで確認できるわけではない。そんな時、緊急レビューリクエストしてみると、意外と答えてくれるかもしれない。

自分と気の合いそうな映画レビューアーを探そう。

 

4.映画レコメンドツール、アプリを参考にする

column7-06最近では映画レコメンドアプリなるものも登場してきている。例えば「WATCHA」。

自分の好きな映画のスコアを投稿して、その趣向にあった映画をおすすめしてくれる。いわゆる、これを観ている人はこれも観ています的なもの。Amazonレコメンド的な。

 

これらおすすめ映画ツールはある程度参考になるものの、使ってみると、やはり唐突に理由もなく映画のタイトルだけでおすすめされることに抵抗を感じる。また、たまに、これは好きじゃないのにおすすめされてもなあという映画がおすすめされた時、自分の中のツールやアプリへの信頼残高が減る。

この手のツールやアプリはまだまだこれからかなと思う。

ただ、今後このようなレコメンド機能はどんどん進化してくるはずなので、その動きには注目したい。例えば人の心拍とかで、今あなただけにおすすめの映画が表示されたりするなど、技術の進歩によりいろいろなことが可能になってくると思われる。人工知能の発展も凄まじい勢いですし。

 

結論:現状、Amazonのレコメンド機能を使うぐらいの感覚で楽しむレベルが良いのでは。おすすめされる映画の唐突感が否めないところがあり、まだ、街角の占い師の占いより信用できない感がある。

当たった、外れた、と、楽しむ程度で使っていければ良いのでは。

 

5.あなたの友人に直接おすすめ映画を聞く

column7-07あなたの友人なので、その友人がどんな人柄か、どんな趣味趣向を持っているかをすでにあなたは把握しているはず。そんな友人から、おすすめ映画を直接聞いてしまうというのが一つの方法。

人からの直接の紹介に勝るものはなく、「この人がここまでおすすめするならきっと私にとっても楽しめる映画に違いない」、と思えるはず。

 

また、話しているうちに、その友人の好みについてもより明確にわかってくるはず。アクション映画好きな友人がアクション映画を普通の人より過剰におすすめするのは当然で、そういった友人特有のフィルターを通した評価をまずはそのまま受け止め、そこから自分フィルターに通して最終的に自分に合っていそうな映画かどうかを判断してみると良いのではないか。

 

結論:気心の知れた友人からのおすすめに勝るものはない。ただし、その友人特有のフィルターを通ってきているので、あなたがどれだけその友人の趣味趣向を理解しているかがカギとなる。

本当の口コミにまさるものはなし。

 

まとめ

  • 興行収入と映画の面白さに相関関係なし
  • ゼロポイント視点を見るということにおいて、大手映画レビューサイトは参考になる
  • 自分と気の合いそうな映画レビューアーを探そう
  • 映画おすすめアプリは、現状では、当たった、外れた、と、楽しむ程度で
  • 本当の口コミにまさるものはなし

 

大手映画レビューサイトのゼロポイント評価をまずは参考にしつつ、合わせて自分と趣味趣向のあった映画レビューアーのコメントを参考にして、今あなたにとって最適な映画を選ばれるのが一番良いかもしれません。

もし、お気に入りのレビューアーのブログに、該当映画のレビューが掲載されていなかったら、一言Twitter等でコメントリクエストをすれば、すぐにもらえるかも。私ならリクエストいただければすぐにTwitterでコメント返しますよ。

 

それでは今日も楽しい映画ライフを。

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