[映画レビュー]『ギャラクシー街道』(2015) それでも見どころはある、か?

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「やってしまった感」を自分の目で確かめたいあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(1.5/5)
観た理由:三谷幸喜作品だから。
ジャンル:コメディ

GALAXY TURNPIKE

–あらすじ–
西暦2265年、木星のそばに位置する人工居住区「うず潮」は、「ギャラクシー街道」と呼ばれるスペース幹線道路で地球と結ばれている。以前はにぎわった街道も開通して150年がたち、老巧化が問題視されてきた。そんな街道の脇で営業している飲食店には、さまざまな星からそれぞれに事情を抱えた異星人たちが集まっており……。
シネマトゥデイ

映画の率直な感想から

ものすごい「やってしまった感」、この「やってしまった感」こそが、三谷幸喜氏が作り上げたコメディなのかもしれない。

正直、予告編でほぼ全て手の内を見せてしまったのは痛い。見せすぎなければ、それなりの笑いは取れたかもしれないと思った。しかし実際はその手の内のほとんどを事前に予告編で見せてしまっていた。

残り玉がほとんどなかった。

 

公開初日の舞台挨拶時、緊張からだけじゃない、なにか変な感じの静けさが漂っていた。舞台に並んだ俳優たちからは、早くこの場から立ち去りたい的な心の叫びが聞こえてきた気がした。

俳優たちはみな、当て逃げ事故にあったみたいな顔してた。俺は、私は、被害者側なんだよ、って。

 

ご存知の通り、三谷映画は三谷組と言われる有名な俳優陣がたくさん出演する。当初は物珍しさもあったが、今やそれは、なにかスペシャルコント番組にしか見えない。

また、相変わらずセリフが多い映画で、終始うるさく、舞台っぽさが抜けない。映画だからこそ味わえる、細かい仕草や背景の変化などで語る描写がない。

 

実際、小笑いが計二時間で約5、6回ほど。

小栗旬のキャプテンソックスの登場シーンが、私がいた劇場内での最大の笑いだった。

 

そしてコメディとして、これだけはやってはいけないというのが、人のネタのパクリかと思う。

西田敏行の役が、私には、東京エレキテル連合のネタのパクリのように見えた。

東京エレキテル連合

東京エレキテル連合

 

三谷幸喜映画のコアなファンであれば、これも一つ大好きな映画になるだろうが、そうでなければなかなか理解するのが難しい映画かもしれない。

 

それでも見どころはあるよ

この映画では、様々なシチュエーションでの男女間のかけひきを描いている。誰もが一度は経験したことのあるその男女間のかけひきを、近未来だったらどうなるだろうかという設定で、面白おかしく描いている。

ただ、下ネタを持ってきたにもかかわらず、あまり笑いをとれなかったのは残念なところ。テーマとしては実に面白いと思ったのだが。

 

また、男性であれば、好きだった女性がある特定の仕草をした時に、急に気持ちが冷めることがある、その点にフォーカスをした下りも好きなところ。

例えば私の場合、字が下手くそな女性には気持ちが入らない。そして、この映画で取り上げられていた「気持ち冷める」例にもすごく共感した。

 

このメッセージ性の低い映画からでも、一つメッセージがあるとすれば、「ダメな奴は、地球だろうが、宇宙だろうが、どの世界だろうが通用しない」ということ。

ここはコメディ映画らしく、もっとウィットに飛んだメッセージを期待していたが。。

 

最後にまとめ的な感想

三谷幸喜氏はこの映画を通じて何を伝えたかったのか、私にはわからなかった。

ザ・マジックアワー (2008)」を超える面白い作品が将来きっと出る、きっと出る、と思って待ち続けます。

偽「デラ富樫」を超えるキャラクターが、きっと。

 

予告編

 

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