[映画レビュー]『桐島、部活やめるってよ』(2012) 物質的自由か、精神的自由か。

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今、自分がこれまで信じてきた価値観を見つめ直したいあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(4.5/5)
観た理由:出演者に神木隆之介。気になる映画タイトル。
ジャンル:青春、ドラマ

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(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

映画全体としては、事細かな説明は一切なく、観るものそれぞれの感性に直接訴えるような作品。

 

この映画で見る高校生活のワンシーン、ワンシーンは、日本人なら一誰もが一度は通って来た道。

それだけにネイティブ日本人である我々には、必ずや共感する部分がある。

 

ただ、この映画の場合、舞台は高校生活であっても、高校生の生活がどうだのああだのといった話ではない。

 

つまり、高校生活を舞台にしてるが、大人の世界に置き換えることの出来るストーリーでもある。

本作では、あえて設定を高校生活にして、観ている人にわかりやすく、メッセージを伝えようとしているのではないか。

 

劇中、映画部といういわゆるさえない文化部の一つに所属している前田涼也(神木隆之介)が、目標を失っている帰宅部の菊池宏樹(東出昌大)には輝いて見える。

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(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

 

菊池宏樹はいわゆるイケてる組に属し、前田涼也はイケてない組に属している。一見、菊池宏樹(東出昌大)のほうが充実した、ハッピーな高校生活を送っているように見えるのだが。。

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(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

 

果たして、精神的自由を持ち、幸せなのはどちらなのか。

これは、そのまま大人社会にもそのままあてはまる。

 

目標を失って、ただ、イケてる体裁、つまりは社会的地位や高給だけを頼みに生きていく人間がいる一方で、低収入で社会的地位も高くないが、夢を追ってキラキラしてる人間もいる。

言い換えると、物質的自由を得ているだけの人間、一方で、物質的自由度は低いが精神的自由を得ている人間。

 

ちょっとした日常生活の変化から、今まで考えもしなかった問題に直面する高校生たち。

そんな状況の中、自分がこれまで信じてきた価値観を見つめ直すことになる。

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(C)2012「桐島」映画部 (C)朝井リョウ/集英社

 

この映画自体も、王道の体にとらわれず、「俺のやり方はこれだ」と言わんばかりの作りになっている。

そんな、映画ストーリー以外のところからも、この映画から発せられるメッセージが伝わってくる。

 

生きる上で何がより大切なのか、あらためて考えてみたい人必見の映画です。

 

予告編

 

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