[映画レビュー]『リトル・フォレスト 夏・秋』(2014) 「不便」とやらを、自然と楽しむ人たち

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今、田舎でのスローライフを考えているあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(3.5/5)
観た理由:最近、家庭菜園を始めたから。スローライフに興味あるから。
ジャンル:ドラマ

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(c)「リトル・フォレスト」製作委員会

まず、この映画は、「リトル・フォレスト 冬・春 (2015) 」とセットで見るべき映画。そうしないと、映画としてあまりまとまりがないものになってしまう。

それぞれの季節で一時間ほどの話。2本合わせて春夏秋冬で計4時間。

ちなみに「夏・秋」編から観ないと、話が繋がらないので注意。人生は夏始まりということで。

どういう意味があるかはわからないが、人間勢い良く飛び出して、その後壁にぶち当たり、そして復活していく、みたいなものを、夏始まりで伝えたかったのかなと、勝手に想像。

 

ストーリー自体はいたって単調で、東北の片田舎で少女が一人で生きて行く、それを四季の移り変わりとともに追ったという話。

これは「映画じゃない」という人もいるかもしれない。
非常に好みの分かれる映画。

どちらかというと、ゆるい系の映画で、秋の夜長にピッタリの映画なのかな。
夜中にボーッっと観る感じが心地良いかも。あまりボーッとしてると眠くなりますけどね。

 

最近多くの人が憧れを持っている田舎でのスローライフ。
憧れだけの人は一度この映画をみてみると、すごく勉強になるかもしれない。予習教材として。

少なくとも、何か現実から逃げて、田舎にスローライフを求めて移住することが正しいことではないとわかる。

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(c)「リトル・フォレスト」製作委員会

 

都市部で生活する人にとって一見不便そうな場所で生きてきた彼女は、その「不便」環境で育ったがために、「何でも自分でやってみる」精神が身に染み付いている。

なんでも自分で考えて試してみたくなる。そして母親も簡単には答えを教えてくれない。
きっとその「不便」とやらを、自然と楽しむ人たちなんだろう。

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(c)「リトル・フォレスト」製作委員会

 

都市部で生活する者は、コンビニに行けばなんでも揃うので、調味料の作り方など考えたこともない。

また、鶏を食べるときでも、その前に鶏が絞められていることなどあまり想像しないだろう。いちいち命のありがたみを感じて食べてる人はいないわけで。ただ、たまにはこういった我々の口に届く前の過程について意識を向けることは良いことであろう。少なくとも、食べ物を残すようなことはしなくなるはず。

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(c)「リトル・フォレスト」製作委員会

 

そんなこんな、都市部で生活する人たちが考えもしなかった世界をこの映画は教えてくれる。

 

「他人に殺させといて、殺し方に文句を言う人生は送りたくない」

これと同じ意味の表現が度々登場する。

いろいろと考えさせられる一節だ。

 

この映画、日本人のみならず、外国の方にも、日本の四季の移り変わりの美しさを伝えるべく、広めたい作品。

 

冬・春 / winter & spring (2015)

 

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