[映画レビュー]『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』(2016) 笑いとシリアス、史実とフィクションの絶妙なミックス

LINEで送る
Pocket

今、戦国時代を楽しみながら学びたいあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(4.5/5)
観た理由:ドラマ版のファンであったから。
ジャンル:アドベンチャー、SF
泣ける度:(4/5)

nobunaga-01

(C)2016 フジテレビジョン 小学館 東宝 FNS27社


–あらすじ–
安土城の完成と天下統一を目前にしたサブロー(小栗旬)は、ふと手にした教科書で織田信長は間も無く死ぬ運命にあることを知る。その運命に戸惑い、苦悩するサブローだったが、帰蝶(柴咲コウ)や家臣たちの力強い支えのもと、運命に抗い、この時代で生き抜くことを誓うのだった。そして、愛する帰蝶との結婚式を計画するサブロー。場所は京都・本能寺。。
〈試写会会場にて配られたパンフレットより抜粋〉

映画の率直な感想から

試写会にて鑑賞。

ジャニーズ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが出演しているからであろうか、試写会上は若い女性たちで溢れかえっていた。

おそらくこの映画には全く興味のない小さいお子さんまでも、お母さんの付き添いで試写会会場に。

nobunaga-05

(C)2016 フジテレビジョン 小学館 東宝 FNS27社

 

私自身、このドラマ版のファンであり、すこし贔屓目が入るかもしれないが、今作は大満足の映画であった。

 

特筆すべきところとしては、笑いとシリアスの絶妙なミックス加減。

この笑いの部分が小笑いの寄せ集めになりそうなところ、大笑いの連発であり、一方で、ものすごくシリアスな場面もありと、非常にメリハリの効いたストーリ展開。

 

そして、史実とフィクションをうまくミックスさせた、辻褄がうまい具合にぴったり合う絶妙なストーリー。

 

歴史が変わりそうで、変わらない。

先のストーリーが容易に予想できそうで、ことごとく、いい意味で裏切ってくれる。

 

史実は変えずとも、次に何が起きるかわからない、ハラハラ展開を非常にうまく作り上げている。

劇場では、大爆笑して、そして、大いに泣いてください。

ドラマ版を観ていないのだが、いきなり映画で大丈夫なのか?

ドラマ版から映画へ続くパターンの映画の場合、ドラマ版を観てないけどいきなり映画に行って大丈夫かと心配になるもの。

 

この映画に関して言えば、映画冒頭にドラマ版のダイジェストが入っているので、以前テレビドラマの方を観ていた人にとっては、その冒頭に入るダイジェストで十分振り返りができる。

よって、DVDを借りて全話観直すなんてことは必要ない。

nobunaga-04

(C)2016 フジテレビジョン 小学館 東宝 FNS27社

 

では、ドラマ版を見てない人はどうなのか?

 

どの俳優が、歴史上人物の誰の役なのかを事前に把握していれば、なんとかなる。

ただやっぱり、ドラマ版を観ていた人ほどは感情移入はできない。

 

「泣ける度」が変わるぐらいかな。

映画をいきなり観ても、今作においては十分楽しめるとは思うが。

 

なぜ、山田孝之を秀吉役(木下藤吉郎役、サル君役)で起用したのかががわかる、劇場版『信長協奏曲』

ドラマ版を観ていた時、なぜこんなサル君のような端役を山田孝之レベルの人が演じるのだろうと、当初疑問だった。

しかし、その答えが今回の劇場版にあった。

 

この映画は、見方を変えると、山田孝之主演の映画になっていたから。

存在感を抑えつつも、最後に、小栗旬と同等か、それ以上の存在感が出せるのは、山田孝之しかいない、と。

nobunaga-03

(C)2016 フジテレビジョン 小学館 東宝 FNS27社

 

秀吉の信長に対する気持ちが、わかりすぎるほどわかる山田孝之氏の演技に、完全に引き込まれた。

薄っぺらくなりがちな、怒りの表現部分でも、実に怒りに怒っていた。

 

プロ野球日本シリーズの先発ピッチャーローテーションを、第七戦の先発ピッチャーから考えて、さかのぼって初戦第一戦の先発ピッチャーを考えた、かつての西武ライオンズの森監督のように、このドラマの配役も、第七戦目にあたる映画版の構想ありきで、さかのぼって第一戦目であるドラマ版主要キャラクターの配役を考えたのかなと。

プロ野球大好きオッさん的視点で、一部の人にしかわからないたとえで恐縮だが。

 

Again, 誰がなんと言ってもこの映画の成功要因は、秀吉役に山田孝之氏をもってきたところだと。

 

最後にひとこと感想

長くて疲れる VS 見応えがある

冷静に、客観的に見て、この二つのうちのどちらかの意見に別れる映画と感じた。

 

私はドラマ版のファンでもあるため、「見応えがある」派であるが、とくにドラマ版ファンでもない人にとっては、「長くて疲れる」と感じるかもしれない。

昨今、映画版でコケるドラマが多い中、このドラマは大笑いあり、涙ありで、他のテレビドラマの劇場版とは一味違うと感じる。

 

単純に楽しみたい人にもおすすめの映画。

そして、デートにもぴったりの映画。

 

予告編

 

LINEで送る
Pocket

映画・ドラマ見放題の贅沢がクセになる

Hulu(フールー)では映画やテレビドラマ、アニメやお笑い番組が見放題。PCやテレビ、スマホやタブレットと、どこでも観ることができるのも魅力の一つ。以下、私なりの贅沢なHulu(フールー)の使い方を3つご紹介。

  • 就寝前にちょっと一本布団の中で
  • 見逃した映画・ドラマをまとめて一気見
  • スキマ時間に「続き」からいつでも簡単再生

正直、ドラマに比べて映画の充実度はこれからという感じだが、月々933円(税抜)で見放題と考えると大満足。まずは2週間無料お試しから。

ちなみに今、アメリカテレビドラマの「ウォーキング・デッド」にハマってます。「LOST」と「バイオハザード」を足して二で割ったみたいなやつで。シーズン5まで一気見中。


オススメ映画、国内外のドラマ、アニメ一覧はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*