[映画レビュー]『ピンクとグレー』(2015) 加藤シゲアキというポジションだからこそのメッセージがあったはず

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今、加藤シゲアキを応援したいあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(3.5/5)
観た理由:加藤シゲアキさんを応援してるから
ジャンル:青春
泣ける度:(1/5)

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(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会


–あらすじ–
知名度のほとんどない俳優・河田大貴(菅田将暉)は、少年時代から友情を深めてきた人気俳優、白木蓮吾(中島裕翔)が急死したことで一躍世間の注目の的に。白木はなぜこの世を去ったのか。自ら命を絶ったのか他殺なのか。混沌とした状況の中、河田は……。
シネマトゥデイ

映画の率直な感想から

すでに終わってしまった番組だが、「未来シアター」で、NEWSの「じゃないほう」だという認識で加藤シゲアキさんを見ており、そのうち自然と彼を応援するようになった。

そんな、アイドルでもあり小説家でもある加藤シゲアキさん原作ストーリーの映画化が決まったということで、今回の『ピンクとグレー』は楽しみにしていた。

 

いつもながらに原作を読まないで映画を観た。

結果、「たぶんこれ、おもしろいんだろうなあ」という感想。

 

話がおもしろいし、ストーリー展開もおもしろい。

出演している俳優も、みないい味出している。特に夏帆が。

 

でも、どこか惜しい感が否めない。

おそらくかなりの違和感を覚える「昭和感」が混ざっていたからかもしれない。

 

知る人ぞ知る、「スクールウォーズ」的な濡れ場。

引っ越し屋のトラックに乗って手を振りながら引っ越して行く人。これは今も昔もリアルで見たことがない。

また、平成テイストな人たちの中に、一人、昭和テイストな柳楽優弥氏がぶち込まれている。

という、違和感ある昭和感。

 

映画プロモーションの一環で、「62分後の衝撃」と大きく煽られている。

文字通り、62分後からはおもしろいストーリー展開に。これは否定しない。

 

ただ、その「衝撃」の勢いのままに、一気にたたみかけてきてほしかった。

その後に展開される、「ちょっと長いな」と感じざるを得ない後半部分。

 

いい意味で、「なぜ?」と余韻の残る映画であれば良いのだが、この映画においては、単純にわからない「なぜ?」が頭の中にいくつか残ったまま映画が終了。

部分部分で興味深いシーンあれど、全体としてのメッセージ性に欠ける仕上がりになっており、少し残念。

 

この映画の仕上がりについて、加藤シゲアキ氏本人に、「ぶっちゃけどう思う?」と聞いてみたいところだ。

この映画からの最大のメッセージは?

二人の男の陰と陽を描く、男臭い映画を期待していたのだが、だいぶテイストが違っていた。

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(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会

 

加藤シゲアキファンの人には申し訳ないが、加藤シゲアキさんは、NEWSでいうところの「陰」の部分を担ってきた人。今でこそ、彼は有名人だが、NEWSというグループ結成当初は目立つほうではなかったはず。少なくとも私は知らなかった。山ピーは知れど。手越君も知れど。

そんな彼が、どう「陰」の部分を描いてくれるのか、すごく楽しみにしていたのだが。

 

「芸能界って怖いところだよ」という単純なメッセージで終わってしまった感があり。

果たして彼がこのストーリーを通じて伝えたかったことってなんだったんだろうか。

 

映画化の仕方がうまくないのか。それとも、そもそも原作の時点でメッセージがあいまいなのか。

「62分後の衝撃」という映画の展開手法以前に、もう少し映画本体の持つメッセージをクリアにしてほしかった。

 

加藤シゲアキというポジションの彼だからこそ、発することのできるメッセージがあったはずなんだけどな。

 

芸能界って、いろんな意味でスゴいわ

どこまでが原作者の加藤シゲアキさんからで、どこからが、脚本・監督である行定勲氏からの表現なのかわからないが、「芸能界ってそんなんなの?」と思わされる。ややダークな部分多めに。

一方で、俳優菅田将暉さん、夏帆さんの圧巻の演技を見ていると、ちょっとセリフ言えそうだぐらいで俳優になろうと考えちゃいけないんだろうな、と、思わされる。

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(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会

 

いろんな意味で、役者ってスゴい。

みんな必死に初心忘れないようにしないと、誰もが自分を見失ってしまうのではないかと。

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(C) 2016「ピンクとグレー」製作委員会

 

実際の俳優の人たちがこの映画観たら、「ぶっちゃけどう思う」のかな。

あるあるな話しなのかな?

 

最後にひとこと感想

すでにちらほらと言われているが、この映画はPG12指定はしたほうがよいかと。

幅広くジャニーズファンで集客したい気持ちはわかるが、そこはビジネスに走り過ぎずに冷静な判断が必要なのではと。

 

なにも知らずに小学生のお嬢さんを連れたお母さんとかがこの映画観に行ったら、のちのち大きなクレームに発展するのではないだろうか。

40過ぎのオッサンの私でも少しドキっとしたから。

 

予告編

 

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