[映画レビュー]『サガン -悲しみよ こんにちは-』(2008) 作家フランソワーズ・サガンの破天荒人生

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今、フランソワーズ・サガンについて、ザックリ知りたいあなたにおすすめの映画

観て良かった度:(3/5)
観た理由:サガンという人物について知りたかった。
ジャンル:ドラマ
原題:SAGAN

sagan

(C)2008 ALEXANDRE FILMS


–あらすじ–
1954年、18歳のフランソワーズ(シルヴィー・テステュー)は、処女作「悲しみよ こんにちは」をひと夏で書き上げる。ペンネームのフランソワーズ・サガンとして出版された小説はベストセラーとなり、一躍時代の寵児となった。やがて彼女はダンサーのジャック(ピエール・パルマード)らとともに道楽ざんまいの日々を送るようになり……。
シネマトゥデイ

サガンについて、強く知りたいという想いがないと、眠りに落ちてしまうかもしれない。

つまり、映画としては、起伏もなく、平坦であり、ただただすべての事実を同じレベル感で並べていった感じの二時間。

 

同じ自伝的映画でも、「モーターサイクル・ダイヤリーズ」のように、いくつかの出来事にフォーカスした作りであったほうが、映画としては面白みがあったかも。

もともと、もう少し長いバージョン(テレビバージョンがあった?)があったのを、短く二時間にまとめたようですが。

 

若くして成功してしまったサガン。若くして成功すると、やはり、人は自分をコントロールしていくのが難しくなるのであろうか。

周りの意見に耳を傾けなくなったり、お金に無頓着になるところは、想像に難くないであろう。そして周りにはイエスマンしか残らないところなども。

 

もっともフォーカスすべき彼女の破天荒ぶりが、淡々とニュースのように伝えられているところに残念さを感じる。彼女の一つ、二つどころでない破天荒伝説をより深く見ていきたかった。

(C)2008 ALEXANDRE FILMS

(C)2008 ALEXANDRE FILMS

 

「おい君、それ自分が思う以上に結構スゴいことしてるよ、サガンさん。」

とツッコミを入れたくなる出来事が多数。

 

破天荒であるからこそ、人の心を惹きつける作品を生み出すことが出来たのであろう、その核心の部分が薄い。

一本の映画になりうる人をうまく映画にできなかった。惜しい。

 

しかし、フランス文学とは全く無縁に人生を送ってきた私にとっては、この映画を通じてフランソワーズ・サガンという人物を少しでも知ることができたのは収穫。

サガンは言う。

「お金は人を狂気に向かわせる。持てる者も、持たざる者も。」
「人生は孤独そのものだ」

そんな言葉を残したサガンが何を思い、生涯を生きたのか、彼女の作品をいくつか手にとって、その思想をのぞきたくなった。

 

映画「ジョゼと虎と魚たち」で、ジョゼ(池脇千鶴)が愛読していた本が、このサガンの「一年ののち」という本。今さらながら、わかる気がする。

 

フランソワーズ・サガンについて手短かに知りたい、という私のような人には、おすすめの映画。

 

予告編/Trailer

 

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